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喪中の心得


喪中の心得

神棚と床の間葬儀時に貼り付けた半紙は、忌中明までそのままです。神棚へのお供えも、忌中明まで仏式神式ともに行いません。床の間の飾りも控え、お目出度い、恵比寿大黒像などは、片付けます。行事と行楽忌中明までは、結婚式などの祝い事や、祝賀会・観光旅行へ出掛けるのは避けます。家族での外食なども控えます。祭典や神社への参拝は、それぞれの地域で厳しく制限されている場合が多いので、これを守ります。子供の入学式・卒業式へ参列するのは、葬儀直後でなければ構わないですが、懇親の席には加わらないようにしましょう。忌中明まで他家の葬儀にも香典を持参したり、参列しない地域も多いようです。御中元と御歳暮本来、葬儀のあった先へは、届けないものですが、届けられたものは受け取って構いません。ただし、忌中明まではお返しはしません。忌中明までは、中元も歳暮もお届けはしないでください。忌中明後にお届けする場合でも、紅白ののし紙は使わず、白紙に「御中元」「御歳暮」とだけ書きましょう。

遺品の整理

形見分け故人の遺品も頃合いを見て整理します。遺族にとっては不用な物でも、その関係者にとっては貴重な物もあります。関係先に相談して寄贈して活用していただくのも供養になります。親族や、故人と非常に親しい方々へ遺品を贈るのが形見分けです。形見分けはそれなりに価値のあるもので、相手先が喜ぶ品を選びます。差し上げる場合は包装せずに渡します。なお、目上の方には通常は差し上げないのがしきたりです。遺産相続・遺産相続の届け出期限は6ケ月以内です。なお、遺産総額を上回る多額な借金がある場合の手続は3ケ月以内です。法律は知らなかったでは通りません。早めに、税理士、司法書士に相談しましょう。年賀欠礼、年賀状もお祝い事と見なし出さないのですが、年末間際のご不幸では、すでに書き終えて投函した後ではやもうえません。喪中欠礼は投函受付前に相手先に届く必要があります。時期を逸した場合は、年明け後にお詫びの形で出してもよいでしょう。

正月の迎え方

忌中が明れば仏事や、神事は一応の終了ですが、ご不幸のあった後に迎える正月は、玄関先・車両の注連縄飾りは控え、初詣でも控えます。12月中や年末間際の葬儀でなければ、家の神棚、床の間などは通常に飾っても構いません。家族でおだやかに過ごすことが基本となります。喪中とは、死者を悼み家にこもることを意味し、不幸が他へ及ばないようにする意味があります。喪に服する人ではなく、関係無い人に及ばないように、不幸の関係者を囲い隔離する意味もあります。死は恐れであり、日本古来の神道では穢れ(けがれ)として忌み嫌うものなのです。神葬祭はこの穢れを「祓い」「清め」続ける儀式です。忌中とは喪中と同じ意味合いがありますが、不幸に際して、遺族、関係者が己の心の中を考え思い巡らす期間との教えもあります。故人を想い、静かに過ごす期間であり、人生の節目を意味するのです。先立った親、妻、夫、兄弟、姉妹、子供、順縁なればまだしも逆縁なれば、その心は巡り回るのです。済ませる「済みません」とはまだ済んでいない、続いているとの教えがあります。近年、葬儀は「済ませ」て終わることのみに重きを置き、忌中の己の心の中を省みない風潮があります。済ませることで、済まないのが人間の死です。社会儀礼の葬儀ではなく、生きている限り「済まない」それぞれの想いを大切にしましょう

忌中明まで

  • 七日ごとの法要
  • 毎十日祭。仏式では、死亡の日から数えて、七日ごとに神式では、死亡の日から数えて、十日ごとに仏式ではその前夜に念仏を唱和します。地域により、仏式、神式とも当日は墓参をして故人を供養します。よく35日までの法要を葬儀に引き続き行ったので、仏事がすべて終わったと言う方がおりますが、便宜上、法要読経をまとめて行ったのであり、忌中明までは、遺族は七日日や、神式の霊祭日には供養を続けなければならないのです。挨拶回りと、御礼・葬儀でお世話になった方や、近隣などにも御礼の挨拶を葬儀の翌々日くらいに行います。場合によっては、礼金や菓子箱などを持参します。礼金を渡す場合は、のし袋ではなく、無地の白封筒に「御礼」か「志」と表書きします。

  • 借り物の返却
  • 業者以外に、親戚や近隣から借りた物は早めに返却します。長引くと、借先が不明になったり、苦情を言われる恐れもあります。勤務先関係団体勤務先での保険や給付金の手続や、持ち出し備品などは返却し、私物は引き取ります。また関係先の書類や、管理する金銭なども確認し整理します。後飾りと弔問客仏式では初七日、神式では十日祭で祭壇は撤去します。その後はガンギ棚や後飾り段に遺影、位牌を移し忌中明まで飾ります。七日、十日ごと以外の日でも、葬儀を後で知ったり、都合で会葬できなかった方が弔問に訪れます。霊前は、常に整理清掃し、古くなった供物や生花は取替え、焼香や拝礼出来るようにしておきます。記帳整理、香典、弔電、会葬者芳名録などを確認し整理します。※香典の現金は盗難の恐れがあります。記録整理して、保存するものと、捨てるものを区分します。香典を戴いた方には忌明挨拶状を発送します、住所別に区分けします。

  • 諸手続
  • 保険・給付金の手続、名義変更などを行います。年金は死亡後も受給し続けていると、過払いとして後日返金することになります。期日が長くなると、返金額も大きくなります、忘れずに手続きを。

  • 費用の精算
  • 葬儀費用は、相続税や保険・給付金を受ける場合に必要となる場合が多いので、必ず保存しておきます。葬儀費用以外に男性では、飲食店のつけや、友人との貸し借りなども整理します。忌明挨拶状葬儀で香典を戴いた方々に忌明をもって、御礼の挨拶状を発送します。事前に印刷所へ手配して準備します。

  • 香典返し
  • 町の社会福祉協議会に寄付金を贈り、香典返しとする場合が多いですが、高額な香典(金額は各自によります)をいただいた方々には、多少なりともお返しをするのが礼儀でもあり、供養でもあります。香典返しは、いただいた金額の半返し、3分の1返しなどですが、金額ではなく気持ちの問題であり、額にはこだわらなくてもよいでしょう。

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